佐用町 晴耕雨読と米作りに憧れて

会社勤めの時から田舎で暮らしたい。そこで自分が作ったお米を食べてみたいという願いと晴耕雨読という静かな生活に憧れておりました。そして、自分自身を消費者サイドではなく、生産者サイドにおきたい気持ちがあり退職後は自然農の勉強のために赤目にある川口先生の「赤目自然農塾」に通い準備してきました。

移住先については、和歌山、奈良、そして沖縄まで対象にした空き家探しをしましたが、月刊誌「田舎暮らしの本」から佐用町に参りました。一目見た瞬間〝これだ″と直感し、劇的な出会いとなりました。移住後は地域との交流を不安視される方がありますが、私は覚悟の上で移住を決めたので無理に溶け込む努力はしておりません。覚悟と年相応の鷹揚さと強靭さを持っており不安は皆無でした。

芦屋時代は、5年で10名ほどの知人しかできなかったが、佐用町に来て100名以上、カレー屋を開業した今は200名以上にもなりその人の価値観次第で、面倒、うるさいと感じる人もいるかも知れませんが、人それぞれの考え方、生き方の問題だと思い、私たちは「金持ち」より「人持ち」が財産だと考えて「田舎暮らし」を満喫しております。この静かな環境、満点の星空、四季折々の素敵で豊かな移ろい、食事の半分以上が自分で作り整う環境、これだけでも価値観は無限大です。カレー屋を始めてから4年目に入りますが、今後は修理中の古民家の魅力を活かして各種ミーティング、懇親会、教室の場にご利用いただいたり、将来は民泊などへの利用も検討しております。また、「ドッグラン」も完成させて一層魅力あるカレー屋「道満」にしたいと考えております。

今は毎日が多忙で会社時代と違って時間が足りませんが、苦痛ではなく、むしろ楽しく幸せな日々を送っております。私の移住経験から移住を検討されている方には一日でも早く決断されることをお奨めします。体力のあるうちに、ゆとりを持って「田舎暮らし」を楽しまれた方がベストであると思うからです。一番大切なことはパートナーの理解と協力は欠かせない必須条件であることを最後に付け加えてメッセージとし、是非、「西播磨暮らし」を満喫してください。