大阪に住んで40年間サラリーマン生活を送り、2017年6月に定年退職しました。 退職後はかねてからの夢であるガーデニングのできる町屋物件や古民家物件を空き家バンクを活用し探したところ、ここ佐用町の宿場町平福の街並みと大正時代に建築のレトロな雰囲気の町家がいっぺんに気にいりました。
2018年2月から4月までの間、夫婦2人で土木作業から植栽まで庭造りの全てを行い、2018年6月に「カフェえとらんぜ」をオープン。おかげさまで今春は花一万輪以上の薔薇が開花し、現在は花という花が咲き乱れ、庭はパステルカラーで輝いています。 移住後の生活は満ち足りており、田舎暮らしでしか経験できない街の行事や風物詩の鑑賞など、地域の住民の方と一緒に楽しみながら生活しています。
- 3月 カタクリ桜桃の花鑑賞
- 4月 シャクナゲ鑑賞
- 6月 蛍狩り、紫陽花・花菖蒲鑑賞
- 7月 茅の輪作り(竹・茅など材料を手分けして山から調達します)、ひまわり祭り鑑賞
- 8月 平福川端土蔵群のライトアップ、夏祭り
- 11月 秋祭り
- 12月 平福川端土蔵群のライトアップ、門松り(松・竹・梅・南天など山から調達します)
最後に、田舎暮らしは自己実現がしやすい反面、都会暮らしでは考え難い事もあります。 重要なことは、地域の方に親しみ、町の出事には必ず出席すること。 移住してきて自分を知っている人がいないことから、自分を評価してもらおうと頑張り過ぎないことだと思います。 また、Uターンの方に相談するのも良い方法かと思います。
上杉 剛 さん
亜紀 さん