前田 貫人さん

◆ご職業:かき氷専門店「らしく」経営
◆年 齢:30代
◆出 身:太子町
◆家族構成:父、母、長姉、次姉、妹
◆移住して2年目(令和3年6月~)

 太子町は車があれば、すぐ街中に遊びに行けますし、住みやすいところだと思います。

 3姉妹に囲まれて男1人なので、社会に出て他の地域にいても将来的には戻って来ようと思っていました。また、会社で働いているうちに起業したいと思うようになり、30歳になったら戻って起業しようと決めていましたがこれというものがなかなか見つからず・・・。学生の頃から大好きでずっと食べていたかき氷の専門店に東京で出会い、自分でも作りたいと思うようになりました。

 親に伝えたところ最初は反対されていましたが、かき氷の奥深さ、魅力を知ってもらうために、プレゼンして、実際に作ったり、専門店に連れていくなどして、最後には賛成してもらえ、店も太子町内でオープンしました。
 店は祖父の代から持っていた空き家をリノベーションし、こじんまりとした隠れ家的な感じでやっています。
 店の「らしく」はキャッチフレーズの「自分らしく・あなたらしく・新しく」から取りました。あと、「氷」の字を崩すと「らしく」とも見えたので。家族の心強い助けや友人が家族ぐるみで応援してくれて、お店ができています。

かき氷の専門店はまだ少なく、播磨地域にはかき氷専門店がほとんどありません。お客様の中には、遠くから足を運んでくださる方もいらっしゃいます。

太子町に来てくれる人を増やしたいですし、太子町のいちじくを使ってかき氷を作るなど、地産地消で特産品を生かしたいと思っています。

ワンポイント
アドバイス

*自分の理想を持ちながら、地域の実情をよく確認されることが大切です。多少のコミュニケーション能力も必要です。*