原田 毅 様(父)、健吾 様(子)

◆ご職業:合同会社「ひらふくファーム」の経営
◆年 齢:60代、20代
◆出 身:大阪府
◆家族構成:父、子
◆移住して4年目(令和1年9月~)

 息子は農業が好きで、農業関連の会社に勤めていましたが、「言われるがままに働くだけではなく、自分が生産者になりたい。」と思い始め、新規就農を決断。私は地方公務員をしていましたが、56歳で早期退職し、息子と一緒に起業することに決めました。

 就農地を実家のある大阪から近い関西圏で探していましたが、私たちの希望する多品目栽培が叶うところがなかなかなく・・・。そんな中、たまたまネットで今の家を見つけ、早速、佐用町役場へ連絡したところ、これまでにない親切な対応をしていただけました。いざ住んでみると、地域の行事が思ったより多かったり、野生動物がいたり、冬の寒さや雪があっという間に積もったりと、驚きの連続でした。

 しかし、親切な人が多く、渋滞もなく静かで、農業も当初の理想に近い状態で野菜作りができているので、移住して良かったと感じています。佐用町の農協に出荷すると、姫路や西播磨管内の「旬菜蔵(しゅんさいぐら)」に出してくれます。

 丸々1日休みというのはほぼありません。農作業だけでなく、事務作業をしていることも多いので。月に1度、大阪へ帰ることが、農作業の合間の気分転換にもなっています。 1世帯に1つ、防災行政無線の個別受信機を設置してもらっているので、すごく安心して生活できています。

ワンポイント
アドバイス

*移住してやりたいことができると思っていても、

思い描いていたものと違う場合があるので、

何回も足を運んで実際に見て決められることをお勧めします。*